【税理士事務所】早期経営改善計画を活用した収益化3ステップ

税理士事務所の経営環境が大きく変わろうとしています。2026年、中小企業庁が「早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)」の制度を大幅改訂しました。

従来までは「補助金25万円のスポット業務で終わり」という位置づけだった早期経営改善計画が、新ルール対応により、以下のような劇的な変化が生じています。

  • 補助金上限が25万円から80万円へ拡大(計画策定50万+伴走支援30万)
  • 伴走支援が3年間・年2回以上の「義務化」となり、ストック報酬としての堅牢性が確保される
  • 事業承継や経営者保証解除といった「高度なコンサルティング」への追加オプション(各10万円上限)が新設

この制度改訂により、税理士事務所の「早期経営改善計画の活用価値」は、単なる「補助金を活用した安価な書類作成」から、「顧問先を3年間伴走支援し、月額15~25万円の継続報酬を獲得するビジネスモデル」へと劇的に進化しました。

本記事では、2026年新ルール対応版の「収益化3ステップ」の全貌を、中小企業診断士(MBA・事業承継士)の視点から解説します。

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補助金80万円・留保廃止がもたらす衝撃

2026年の制度改訂によって、最も大きく変わったのは以下の2点です。

改訂1:補助金上限が25万円から80万円へ拡大

従来までの早期経営改善計画は「計画策定費用の2分の3(上限25万円)」という限定的な補助でした。しかし、新ルールでは以下のように拡大されました。

補助対象従来ルール2026年新ルール変化
計画策定支援費用上限25万円上限50万円2倍に拡大
伴走支援費用(3年間)明確な上限なし(実態は低額)上限30万円新たに明定
オプション(事業承継・保証解除)対象外各10万円(最大20万円)新規追加
合計補助上限25万円80万円~100万円3倍~4倍に拡大

つまり、顧問先が支払う総費用が30万円だった場合、従来は補助金25万円で自己負担5万円だったのに対し、新ルール下では国が20万円(3分の2)をカバーするため、顧客の自己負担はわずか10万円となり、さらに事務所側が受け取れる報酬(総額30万円)はそのままになります。

改訂2:「2分の1留保制度」の廃止によるキャッシュフロー革命

従来は、補助金申請から受給まで、協議会が「支払決定額の2分の1を伴走支援完了まで留保する」という制度がありました。つまり、25万円の補助金のうち12.5万円しか先に受け取れず、残りの12.5万円は伴走支援終了(1年後)まで待つ必要がありました。

しかし、2026年この留保制度は完全に廃止されました。支払申請がなされると、補助対象分の全額が即座に支払われるようになりました。

これは、事務所側にとってどのような意味を持つのか。以下のシミュレーションで明確になります。

【従来ルール】計画策定報酬50万円(補助金補助後)の場合:
申請月:国補助金33万円が入金(2分の1留保で16.5万円のみ)
1年後:残り16.5万円が入金(伴走支援完了後)
→事務所の実務立替金:50万円(報酬)-33万円(初回入金)= 17万円を1年間立替

【2026年新ルール】計画策定報酬50万円(補助金補助後)の場合:
申請月:国補助金33万円が全額入金(留保なし)
→事務所の立替金:ゼロ。即座にキャッシュイン

【結論】年間の利益差:支払利息相当分(17万円×3%=約5,000円)が節約され、キャッシュフロー効率が格段に改善

この留保廃止は、事務所の「複数案件の同時進行」における運転資金圧力を大幅に軽減するとともに、新規事業への再投資を加速させることができるようになったのです。

顧問先が抱える「稼ぐ力の低下」と「資金繰り悪化の悪循環」を未然に防ぐ理由

なぜ、早期経営改善計画の策定が「単なる書類作成」ではなく、税理士事務所にとって最優先の事業になるべきなのか。その答えは、顧問先の経営危機の予防にあります。

現象1:「売上は立っているのに、キャッシュが残らない」という資金繰りの悪化

多くの中小企業経営者は、毎月の試算表を見ながら「営業利益は出ているはずなのに、なぜ通帳の残高が増えないのか」という疑問を抱いています。原因は、以下の3つに分類されます。

  • 売掛金・在庫の増加による現金化の遅延(営業循環の長期化)
  • 借入金返済や設備投資による現金流出(財務活動)
  • ビジネスモデルそのものの非効率性(製造原価が業界平均より3~5%高い、など)

税理士が月次試算表を作成するだけでは、この原因の「見える化」が進みません。一方、早期経営改善計画の策定プロセスで、「ローカルベンチマーク」を活用して業界平均との比較分析を行うと、自社の非効率性が一気に明確になるのです。

現象2:3年後の黒字倒産リスク

現在は利益が出ていても、以下のシナリオで黒字倒産のリスクが高まります。

  • 新規営業に時間を取られて、既存顧客の納期遅延が増加し、クレームが多発
  • 採用・育成コストが嵩み、固定費が膨れ上がる
  • 顧客A社への依存度が80%で、その顧客が取引を打ち切った場合、売上が一気に50%減少

これらのリスクは「試算表を見ているだけ」では察知できません。しかし、「ビジネスモデル俯瞰図」「ローカルベンチマーク」「3年間の資金繰り予測」を作成することで、潜在的な経営課題が顕在化し、事前の対策が打てるようになるのです。

リスク3:税理士事務所の「顧問先喪失」による売上損失

顧問先が経営危機に直面し、廃業や倒産に至った場合、当然のことながら月額数万円の顧問料は入金されなくなります。10社が倒産すれば、月額50万円の継続報酬が消失します。年間600万円の売上が失われるわけです。

「早期経営改善計画を通じて、顧問先の経営危機を事前に防ぎ、同時に月額15~25万円の伴走支援報酬へアップセルする」という戦略は、単なる「追加売上の獲得」ではなく、「顧問先の倒産によるストック報酬の喪失を防ぐ防衛戦略」なのです。

3年間の伴走支援体制で「月額コンサル化」を実現する収益化3ステップ

2026年新ルール下で、税理士事務所が早期経営改善計画を活用して月額コンサル化を実現するための、実証済みの3ステップフレームワークを解説します。

ステップ1:「見える化」による経営者の危機感醸成(計画策定期間:1~2ヶ月)

ローカルベンチマークを活用したビジネスモデル俯瞰図の作成により、顧問先経営者が「自社の強みと課題」を数値で認識する段階です。

例えば、業界平均の営業利益率が12%であるのに対し、顧問先が9%だった場合、「売上10億円に対して、利益が3,000万円ロスしている」という危機感が生まれます。

重要なのは、この「見える化」が顧問先経営者に「腹落ち感」を与え、その後の計画実行へのコミットメントを引き出すということです。

ステップ2:「実行可能な」アクションプラン策定(計画策定期間:1~2ヶ月)

数字の目標(営業利益率を12%に改善)だけでなく、「誰が、いつまでに、何をするのか」という具体的行動まで落とし込みます。

例えば「営業利益率3%改善(300万円増加)」という目標の場合、以下のように分解します。

  • 売上5%増加(5,000万円増):営業チーム5名が新規営業を月50件実施。受注率10%で月5件の新規獲得
  • 原価2%削減(2,000万円削減):仕入先A社との価格交渉を3月末までに実施。5%値下げを獲得
  • 間接費1%削減(1,000万円削減):事務職の作業効率化と、経理システムの自動化を2月末までに導入

このレベルの具体性があれば、顧問先は「これなら実行できそうだ」という現実感を持つようになります。

ステップ3:3年間・年2回以上の伴走支援による「PDCA定例化」(支援期間:3年間)

計画策定が完了した後、最も重要なのが「実行」です。新ルールでは、計画策定後最初の決算時から3年間、年最低2回の伴走支援が義務化されました。

この伴走支援では、以下を実施します。

  • 毎月1回(または3ヶ月ごと)の定例会議で、売上・利益・資金繰りの実績を計画と比較
  • 進捗が計画より遅れている場合、その原因を分析し、改善策を検討
  • 進捗状況を中小企業活性化協議会および金融機関へ定期報告(年2回以上が義務)
  • 3年目までに「ビジネスモデルの自走化」「内部管理体制の整備」を完成させる

この過程を通じて、顧問先経営者のスキルが飛躍的に向上し、同時に「税理士=過去の数字を処理する人」から「税理士=未来の利益を一緒に作る経営パートナー」へと評価が劇変するのです。

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ローカルベンチマークを活用した「腹落ち感」のある計画策定プロセス

2026年改訂版の最大の特徴は、「ローカルベンチマークの活用を明確に推奨」していることです。ローカルベンチマークは、経営者が自社を「業界標準」と比較し、「稼ぐ力」の強弱を一目で理解できるツールです。

ローカルベンチマークでの「見える化」の仕組み

ローカルベンチマークは、財務情報と非財務情報の両方を組み合わせ、4つの経営指標を可視化します。

経営指標測定内容業界平均との比較で見えること
収益性営業利益率、ROE、経常利益率「稼ぐ力」が業界平均より強いか弱いか
生産性従業員1名あたりの売上、営業利益人材効率が競争相手より優位か劣位か
安全性自己資本比率、流動比率、負債比率倒産リスクが高いか低いか
成長性売上成長率、利益成長率業界内での相対的な成長速度

例えば、製造業の顧問先が「営業利益率12%(業界平均11%)だから優位」だと思っていたのに対し、ローカルベンチマークで詳細を分析すると「従業員1名あたりの営業利益が業界平均より15%低い」ことが判明するケースがあります。

これは「売上は立っているが、人材効率が悪い」という具体的な課題を示唆し、その改善策(営業生産性の向上、事務職の効率化、など)へと自然に繋がっていくのです。

「経営者が腹落ちする」アクションプランの作り方

ローカルベンチマークで課題が明確になった後、それを「どう改善するのか」を言語化する過程が最も重要です。

例えば「従業員効率を3%改善する」という目標の場合、以下のように具体化します。

  • 営業チーム:訪問件数を月50件から60件に増加。既存客の継続率を95%から97%に引き上げ
  • 製造部門:製造原価を1個あたり100円削減。不良率を現在の2%から1%に低下させる
  • 事務部門:経理処理時間を月40時間から30時間に削減。クラウドツール導入で自動化

このレベルで「誰が何をするのか」が明確になると、経営者も従業員も「これなら実行できる」という確信を持つようになり、計画は単なる「紙切れ」から「実行のロードマップ」へと変わるのです。

3年間・年2回以上の伴走支援義務化で「ストック報酬の堅牢性」を確保

2026年新ルールの最も重要な変化は、「伴走支援が3年間・年2回以上の『義務化』」されたことです。これは、税理士事務所にとって「月額コンサル化が確実に実現する仕組み」を意味しています。

伴走支援の「3年間義務化」がもたらすメリット

従来までは「計画書を提出して、補助金が入ったら終わり」という事務所が多数でした。しかし、新ルール下では以下が義務付けられています。

  • 計画策定後最初の決算時から、3年間の伴走支援を実施
  • 年最低2回は中小企業活性化協議会へ進捗状況を報告
  • 進捗状況を金融機関にも報告し、「金融機関と中小企業の目線合わせ」を実現
  • この義務を怠ると、補助金の返還を求められる場合がある

つまり、制度そのものが「3年間の伴走関係」を強制するスキームになったわけです。事務所側が「短期の報酬を取って終わり」という姿勢を貫くことは、制度上許されなくなったのです。

年2回以上の定例報告による「関係の強化」

伴走支援では、以下のような定期的な報告が必須です。

  • 中小企業活性化協議会への定期報告(年2回以上):計画の進捗状況、経営者と専門家が実施した支援内容の記録
  • 金融機関への報告(年2回以上):計画の進捗、資金繰り の見通し、新たな課題や対応策
  • 顧問先経営者との定例会議(毎月1回または3ヶ月ごと):売上・利益・資金繰りの実績と計画の比較、改善策の検討

この過程を通じて、「税理士=金融機関と顧問先の『信頼の架け橋』となるパートナー」という立場が確立され、顧客ロイヤルティが飛躍的に向上するのです。

事業承継・経営者保証解除の追加オプション(各10万円上限)で顧問先の「次の課題」に応じる

2026年新ルールでは、計画策定支援の中に「事業承継」と「経営者保証解除」という2つの追加オプションが新設されました。これは、税理士事務所がより高度なコンサルティングへ発展させるための扉を開くものです。

オプション1:事業承継支援(企業概要書作成、上限10万円の補助)

経営改善計画と並行して「事業承継先の探索」に取り組む場合、企業概要書の作成費用の3分の2(上限10万円)が補助されます。

これは、以下のようなシナリオで活用されます。

  • 現経営者が60代で、後継者候補がいない場合、「廃業ではなく、第三者への事業承継」を検討したい
  • 経営改善計画を通じて企業価値を高めたうえで、その企業を買収したい個人・企業に売却する
  • 税理士は「企業価値評価」「M&A仲介」へと発展させ、さらなる高単価コンサルティングを提供

オプション2:経営者保証解除支援(金融機関交渉費用、上限10万円の補助)

経営改善計画を実行し、経営が安定化した場合、金融機関との交渉によって「経営者保証を解除する」ことが可能になります。

この交渉を専門家(認定支援機関である弁護士等)に依頼する場合、その費用の3分の2(上限10万円)が補助されます。

このメリットは、顧問先にとって「精神的な負担の軽減」だけでなく、「経営者の信用力が回復し、新たな融資に応じやすくなる」という実利的な効果をもたらします。

税理士の「会計専門性」と「経営コンサル化」の両立による競争優位性の確立

2026年という時代において、なぜ税理士事務所が「早期経営改善計画への本格参入」を戦略的な最優先事項にすべきなのか。その理由は、税理士が本来保有する「圧倒的な優位性」にあります。

独立系コンサルタントが決してできない「3つの強み」

税理士事務所が顧問先の経営改善支援をする場合、以下の3つの強みが自動的に備わります。

  • 最も正確な財務データへのアクセス:毎月の試算表を通じて、競争他社よりも詳細で信頼できる数字を保有している
  • 既に構築された信頼関係:「毎月の顧問関係」という3年、5年、10年単位の長期的な信頼の土台がある
  • 経営危機の早期察知:試算表の数字の動きから、経営危機の予兆を他の専門家より早く気づくことができる

独立系のコンサルタントが、ゼロからこれらの条件を満たそうとすれば、数年のセールスと関係構築が必要です。しかし、税理士事務所は、最初からこの条件をすべて保有しているのです。

AI時代における「税理士の存在価値」の分岐点

今後5~10年の間に、以下のような変化が確実に生じます。

  • 記帳代行・給与計算・年末調整などの定型業務はAIやクラウドツールに置き換わり、その価値が急速に低下する
  • 一方、「経営者の頭の中を整理し、未来の経営判断をサポートする」というコンサルティング領域は、人間にしかできない仕事として、ますます重要性が高まる

つまり、「税務処理だけの事務所」と「税務+経営改善支援の二刀流事務所」の競争力格差は、これからの5年間で決定的に拡大するということです。

早期経営改善計画への本格参入は、単なる「追加売上の獲得」ではなく、「AI時代における事務所の存続戦略」なのです。

よくある質問(FAQ)と2026年新ルール対応版の実務Q&A

Q1. 2026年新ルールで補助金上限が80万円になったとのことですが、本当にそんなに高いですか

A1. はい。中小企業庁の公式文書に「計画策定支援費用及びその後の伴走支援費用の2/3(上限額 80 万円まで)を支援する事業です」と明記されています。ただし、この上限に達するためには「計画策定50万円分+伴走支援30万円分+オプション20万円分」の実務を全て実施する必要があります。実務上、多くの案件は上限40~60万円程度に落ち着くことが想定されます。

Q2. 「2分の1留保廃止」は本当に2026年からですか

A2. その通りです。中小企業庁の改訂版マニュアルでは「支払決定額の 1/2 を伴走支援が実施されるまで協議会に留保する旨の制度は……廃止となりました。2026 に支払申請が行われた案件については、1/2 留保は行われません」と明記されています。つまり、4月1日以降の申請分からは、全額即座に入金されるようになりました。

Q3. 伴走支援は「3年間・年2回以上が義務」とのことですが、怠ったら どうなりますか

A3. 中小企業庁の規則では「計画策定後最初の決算時から3年間の伴走支援実施は必須とする。これに違反した場合、補助金の返還を求められる場合がある」と記載されています。つまり、計画策定が完了した後、伴走支援を3年間継続できない企業は、この事業に取り組むべきではないということです。

Q4. 「年2回以上の報告」とは、協議会への報告だけですか。金融機関への報告も必要ですか

A4. 両方必要です。改訂版マニュアルでは「決算期を含め年最低2回は必須とする」と協議会への報告を明記し、同時に「金融機関は、計画書の提出をきっかけとして、中小企業・小規模事業者の資金繰りや現在の課題、今後の目標や将来展望を知ることができます」という文言から、金融機関への継続的な情報提供が暗黙の前提となっています。

Q5. ローカルベンチマークは無料で取得できますか

A5. ローカルベンチマークのツール自体は、中小企業基盤整備機構(SMRJ)のウェブサイトで無料で提供されています。ただし、その分析結果を「経営改善計画に落とし込む」という作業には、専門家のサポートが必要です。

Q6. 事業承継オプション(10万円)を利用する場合、誰が「企業概要書」を作成しますか

A6. 認定支援機関である税理士や中小企業診断士が作成します。企業概要書は、事業承継を検討する際の「M&A仲介業者への提出資料」として機能し、自社の事業内容・財務状況・売上構成などをA4数枚程度の簡潔な形でまとめたものです。

Q7. 経営者保証解除オプションを使う場合、弁護士に依頼する必要がありますか

A7. 補助対象となるのは「認定支援機関である弁護士等に支払う金融機関交渉費用」です。つまり、認定支援機関資格を持つ弁護士が金融機関と交渉することが前提です。税理士や中小企業診断士は、その過程でサポート(例:経営改善の成果を数値で示す資料作成)をすることはできますが、直接的な「保証解除交渉」は弁護士の領域です。

Q8. 複数の顧問先から同時に計画策定の依頼を受けた場合、進め方は

A8. 複数案件の並行は、事務所のキャパシティが許す限り対応可能です。ただし、「計画書の品質(経営者の腹落ち感)」を確保するため、1スタッフあたりの同時進行案件数は2~3件程度に抑えることを推奨します。それ以上になると、質が低下し、その後の伴走支援での問題が増加します。

Q9. 顧問先から「月額伴走支援は不要。計画書だけ作ってほしい」と言われた場合、どうしますか

A9. 「伴走支援3年間は制度上の必須要件であり、これを実施しないと補助金の返還対象になる可能性がある」という説明が必要です。同時に、「月額伴走支援を通じて、計画書で立てた目標を実際に達成するサポートをする。そうすることで、あなたの企業の利益と資金繰りが劇的に改善する」というメリット訴求が効果的です。

Q10. 伴走支援を3年間継続した後、その顧問先からはどのような「次の相談」が出てくることが多いですか

A10. 実務経験から、以下のような高度なコンサルティングへの発展が見られます。組織再編(会社分割・統合)、M&A(既存顧客企業との経営統合)、経営者保証解除、事業承継(跡取りへの育成計画策定)、新規事業展開(借入なし自己資金での投資判断)。これらの領域は、初期の「早期経営改善計画」よりも遥かに高い報酬を設定できます。

KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)による提携提案:3年間の伴走支援を「仕組み化」する業務提携

本記事で解説した「収益化3ステップ」を、自所単独で実装することは可能です。しかし、以下のような課題に直面する事務所が多いのが実情です。

  • ローカルベンチマークの分析と、経営者の「腹落ち感」を引き出すためのファシリテーションに、専門的なスキルが必要
  • 「アクションプランを月額伴走支援へ自然につなげるトークスクリプット」がない。営業感を出さずに、価値訴求する方法が分からない
  • 3年間・年2回以上の伴走支援の「定例化」「報告書作成」「進捗管理」の仕組みがない
  • 計画策定から伴走支援までのオペレーション全体を、スタッフレベルで標準化・再現化できるマニュアルがない

KICKコンサルティングでは、中小企業診断士(MBA・事業承継士)の視点から、税理士事務所が「早期経営改善計画を事務所の最重要事業に育成する」ための、包括的な業務提携プログラムを提供しています。

提携内容(カスタマイズ可能)

  • 人材育成プログラム:スタッフ向けの「計画策定支援の実務研修」と、ローカルベンチマーク分析のスキル習得
  • 営業シナリオ開発:顧問先への「提案トーク」から「月額伴走支援への移行トーク」まで、実際に使えるシナリオスクリプトの作成
  • オペレーション標準化:計画策定から伴走支援完了まで、全プロセスの「再現可能なマニュアル化」
  • 伴走支援体制の構築:年2回以上の協議会への報告書作成、金融機関への説明資料作成など、実務的なサポート
  • 継続的なコンサルティング:計画策定案件の進捗管理と品質確保のため、月1回の定例会議でのサポート

2026年新ルール対応で「月額15~25万円の伴走コンサル売上」を実現しませんか

補助金80万円、留保廃止、3年間義務化という制度改訂により、早期経営改善計画は税理士事務所にとって「最高の事業」へと進化しました。顧問先の経営危機を防ぎながら、自所の収益を月額180万円~240万円拡大する。この戦略を実行するパートナーはKICKコンサルティングです。

毎月限定3社の税理士事務所様との「無料経営相談・業務提携ディスカッション」枠をご用意しております。

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