【産廃業者向け】経営診断書の作成を中小企業診断士に依頼すべき理由と債務超過対策3選

産業廃棄物処理業の許可更新や、外国人特定技能の受け入れ申請において、直近の決算が「赤字」または「債務超過」である場合、行政から「経営診断書(改善見通しに関する評価書面)」の提出を求められます。この書類の出来栄え一つで、許可が更新できず事業停止に追い込まれるか、無事に事業を継続できるかが決まります。

本記事では、産廃業者が債務超過に陥った際の具体的なリスク、中小企業診断士へ経営診断書を依頼すべき理由、そして実務的な債務超過対策3選まで、専門家の視点からわかりやすく解説します。審査を確実に突破し、会社の未来を守るための具体的なロードマップとしてご活用ください。

【重要】許可取消によって失われる売上は年5億円規模。経営診断書の提出を甘く見て失敗する経営者が絶えません。本記事で、リスク回避と実行ステップを網羅的に理解してください。

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産廃業者が直面する「経理的基礎」の行政審査と赤字・債務超過がもたらす許可取消リスク

産業廃棄物処理業(収集運搬業・処分業)の許可申請や5年ごとの更新において、都道府県や政令市などの自治体は、申請者が事業を的確かつ継続して行うことができる「経理的基礎」を有しているかを厳しく審査します。これは不法投棄や処理途中の放置といった社会的リスクを未然に防ぐため、廃棄物処理法で定められた法定要件です。

■ 行政が「経理的基礎」を厳しく審査する理由

環境省および各都道府県は、産廃処理業者の経営不安定化に伴う「ゴミ放置事件」の多発を経験してきました。2010年代の不況期には、廃棄物処分場の経営悪化に伴い、積み上げられたゴミが放置される事態が相次ぎました。その反省から、現在の法制度では「申請者の財務体力が申請時点で十分であること」が絶対条件となったのです。

■ 審査の赤信号となる「債務超過」と「連続赤字」の基準

多くの自治体では、次の基準に該当する場合に「経理的基礎に疑義あり」と判断し、追加書類として中小企業診断士などの専門家が作成した経営診断書の提出を義務付けています。

赤信号基準該当する場合の行動
直近決算期において債務超過(純資産がマイナス)である経営診断書が必須
直近3期の決算で連続して経常利益が赤字経営診断書が必須
直近決算で売上総利益(粗利)がマイナス経営診断書が必須

特に、産業廃棄物収集運搬業だけでなく、近年増加している「外国人技能実習(育成就労)や特定技能の受け入れ企業評価書」においても、同様に債務超過の改善見通しに関する評価書面が必要となるケースが激増しています。

放置した場合の致命的損失:許可取消による年5億円規模の売上消失と金融機関からの信頼失墜

■ 経理的基礎が認められなかった場合のシナリオ

経営診断書の提出を拒否したり、内容が不十分と判断されたりした場合、「許可更新の不許可」または「許可取消」の処分が下されます。産業廃棄物業において許可の喪失は、すなわち「その日から一切の営業活動ができない」ことを意味します。これまで築き上げた顧客、処理ルート、信頼のすべてが一日で崩壊するのです。

■ 放置した場合の定量的な想定損失額(年商5億円規模の企業)

年商5億円(粗利率30%)の産廃業・解体工業を営む企業が、許可更新不許可によって営業停止となった場合の想定損失額は、次の通りです。

損害項目想定損失額・影響理由
既存顧客からの受注停止(売上喪失)年5億円(100%消失)他社へ即座にリプレイス、回収不能
従業員の雇用維持・解職費用3,000万円〜5,000万円固定費(人件費)、解雇予告手当
銀行融資の期限一括返済要求数千万円〜数億円許認可喪失=期限の利益喪失
外国人特定技能・技能実習生の帰国多大な手続きコスト企業の社会的信用は完全に失墜

このように、経営診断書の提出を甘く見て対策を怠ると、数億円規模の致命的な経営破綻へと直結します。特に産廃業は許可がなければ1日も営業できないため、対策の遅延は許されません。

■ 共通の敵をここに設定
私たち(経営者+診断士)の共通の敵は、「資金繰り悪化を放置したまま許可更新期限を迎えてしまう現状」です。多くの経営者は「なんとかなるだろう」と甘く考えていますが、現実は過酷です。「誰がこの状況を作ったのか」ではなく「今から何をするか」に全力を尽くしましょう。

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なぜ行政書士や税理士ではなく「中小企業診断士」に経営診断書を依頼すべきなのか

■ 三つの職業の役割の違いを理解する

行政書士は「手続きのプロ」であり、許可申請の書類を整える能力に優れています。税理士は「過去の数字を整理するプロ」であり、決算書の精度や税務節減の知見に長けています。しかし、債務超過の産廃業者に求められる経営診断書とは、「過去の赤字の原因を論理的に分析し、今後5年間でどのようにして具体的なアクションで黒字化・債務超過を解消するのか」という未来の経営改善計画です。

国が認める唯一の経営コンサルタント国家資格である「中小企業診断士」だけが、行政が納得する財務根拠と市場分析を掛け合わせた説得力のある診断書を作成できるのです。

■ KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)の経営診断書が審査官に評価される理由

KICK Consultingでは、単にフォーマットを埋めるだけの経営診断書は作成しません。以下の3つの強みで、お客様の許可維持を強力にサポートします。

  • 産廃業特有のビジネスモデルの深い理解:収集運搬コスト、中間処理効率、処分場単価の動向を正確に把握し、無理のない収支計画を策定します。
  • 行政の審査基準に完全準拠:環境省の「産業廃棄物処理業者の経理的基礎に関する経営診断書作成マニュアル」および各都道府県のローカルルールを熟知した診断士が執筆します。
  • 金融機関・出資者へも通じる高い実効性:行政だけでなく、銀行の融資継続や条件変更(リスケジュール)の交渉にもそのまま使える、強固な経営改善計画書へと昇華させます。

KICKコンサルティングの診断士たちは、事業評価書(経営診断書)の作成サービスを通じて、150社以上の中小企業の経営改善を支援し、その経験知を産廃業界にも活かしています。

産廃業の債務超過を最短で解消する現場的アプローチ3選

■ 対策①:役員借入金の「DES(デット・エクイティ・スワップ)」または「債権放棄」

中小企業の産廃業者で最も多く、かつ即効性のある対策です。会社の債務超過の原因が「社長個人が会社にお金を貸している(役員借入金)」である場合、この手法が極めて有効です。

  • 仕組み:社長が会社に貸しているお金(債務)を、会社の資本(純資産)に振り替える(DES)、または社長が「このお金は返さなくていいよ」と諦める(債権放棄)手続きを行うものです。
  • 効果:バランスシート(貸借対照表)上の負債が減り、その分だけ純資産が増えるため、一瞬で債務超過の額を圧縮、または解消することができます。行政に対しても「実質的な自己資本である」と説明しやすくなるのです。

■ 対策②:保有車両・処分場設備の「資産再評価」または「遊休資産の売却」

産廃業は、多くのトラック(収集運搬車)や重機、中間処理施設、土地(処分場・保管場所)を保有しています。帳簿上の価値(簿価)と、実際の価値(時価)のズレを利用する対策です。

  • 仕組み:大昔に買った土地や、すでに減価償却が終わって帳簿上「1円」になっているが実際は高く売れる重機などを、専門家のアドバイスのもとで正しく評価し直します。また、使っていない古い車両や土地を売却して現金化(キャッシュイン)するものです。
  • 効果:資産の含み益が顕在化し、売却益によって純資産が増加します。経営診断書には「〇月までに〇〇資産を売却し、〇百万円の特別利益を計上して債務超過を解消する」と明確なスケジュールを記載できます。

■ 対策③:配車ルート最適化による「外注費・燃料費の削減」と「単価交渉」による粗利率改善

小手先の財務テクニックだけでなく、本業の「稼ぐ力(営業利益)」を黒字化させる計画が必要です。

  • 仕組み:デジタルタコグラフやGPSデータを活用して、トラックの空車時間を減らし、最も効率的な回収ルートへ再編します。また、引き取り単価が安すぎる顧客に対して、燃料高騰や人件費上昇を理由とした「適正な値上げ交渉」を断行するものです。
  • 効果:売上総利益(粗利)が劇的に改善します。経営診断書に「配車ルート見直しにより外注費を月15%削減」「既存顧客A社との単価交渉により利益率を3%向上」といった具体的な根拠数値を記載することで、行政からの信頼度が跳ね上がります。

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決算書をお預かりして、役員借入のDES、資産売却、配車最適化の中から、御社の状況に最適なアクションプランをオーダーメイドでご提案いたします。

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経営診断書作成から許可取得までの実務5ステップと必要期間・費用相場

実際にKICKコンサルティングが中小企業診断士として経営診断書を作成し、行政に受理されるまでの具体的な実務フローを、次の5つのステップで進めます。

【STEP 1】直近3期分の決算書の分析とヒアリング

期間:約3〜5日

直近3期分の貸借対照表、損益計算書、勘定科目内訳明細書をご用意いただき、なぜ赤字・債務超過になったのかの原因(過去の投資、市況悪化、コスト高騰など)を徹底的に洗い出します。

【STEP 2】具体的な経営改善アクションプランの策定

期間:約1週間

前章で紹介した3つの債務超過対策の中から、御社が実際に実行可能なアクションを選定し、「誰が・何を・いつまでに・どうやって」行うのかを経営者様と一緒に言語化します。

【STEP 3】5カ年収支計画(数値計画)のシミュレーション

期間:約5日

アクションプランを実行した場合、売上、粗利、営業利益、そして純資産がどのように推移していくかを、破綻のない強固なエクセルシミュレーションで数字に落とし込みます。

【STEP 4】経営診断書(評価書面)の執筆・完成

期間:約1週間

環境省マニュアルに準拠した形式で、中小企業診断士が論理的かつ説得力のある診断書を執筆します。完成後、経営者様に最終確認をいただき、署名・捺印を行います。

【STEP 5】行政(都道府県・政令市)への提出・補正対応

期間:行政の審査期間に準ずる(通常2〜4週間)

行政書士の先生、または御社を通じて行政の窓口へ提出します。万が一、行政の担当審査官から突っ込んだ質問や修正依頼(補正)が入った場合も、執筆した診断士がバックアップ対応を行いますので安心です。

■ 費用相場と期限の重要性

経営診断書の作成費用は、会社の規模や債務超過の深刻度によって異なりますが、一般的な相場は20万円〜50万円程度です。作成期間は、必要な財務資料がすべて揃ってから約2週間〜1ヶ月程度を要します。

重要なのは、許可更新の期限(満了日)の直前では対応しきれない場合があることです。遅くとも満了日の2ヶ月前には専門家へ相談を開始する必要があります。多くの経営者が「もう時間がない」という状況で駆け込んできますが、その段階では間に合わないケースが相次いでいるのです。

経営診断書で審査官に見透かされる「よくある失敗パターン」5つ

■ 失敗パターン①:根拠のない「右肩上がりの絵に描いた餅」な売上計画

行政の審査官が最も嫌うのは、「根拠のない楽観論」です。「来期は営業を頑張るので売上が1.5倍になります」「市場が回復するので利益が出ます」といった記述は、即座に見透かされ、差し戻しや不許可の原因になります。数値計画には必ず「新規獲得の具体的な見込み顧客数」「設備稼働率の向上根拠」などの論理的で検証可能な根拠が必要です。

■ 失敗パターン②:過去の赤字原因の「言い訳」に終始している

「コロナ禍だったから」「燃料費が高騰したから」「元請けの段取りが悪かったから」といった外部要因のせいばかりにしている診断書は評価されません。重要なのは、「その外部環境の悪化に対して、自社がどのような先手を打てなかったのか(内部要因の反省)」と「今後どう変えるか」です。責任あるリーダーシップの姿勢が必要なのです。

■ 失敗パターン③:外国人特定技能の「企業評価書」の要件を見落とす

産業廃棄物処理業の許可更新だけでなく、外国人特定技能(素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業、建設業などから産廃業へ拡大中)の受け入れ時における「債務超過の改善見通しに関する評価書面」は、出入国在留管理庁(入管)の審査も絡むため、自治体の産廃課よりもさらに厳格な書類チェックが行われます。二度手間になり、外国人の受け入れ期日に間に合わなくなる失敗が多発しています。

■ 失敗パターン④:キャッシュフロー分析の欠落

損益計算書だけに基づいた改善計画では不十分です。「営業利益が黒字化しても、実際に現金が入ってくるタイミングが遅い」というケースが産廃業では多いのです。配車効率の改善や単価交渉の効果が、いつ現金収入に反映されるかを月単位で示す必要があります。

■ 失敗パターン⑤:関係者(銀行、従業員、既存顧客)の協力体制が不明確

計画の実現性を高めるため、銀行からのリスケ承認、従業員の給与・ボーナスカット合意、既存顧客からの値上げ承諾など、関係者の具体的な協力約束を書類で示すことが求められます。社長の独りよがりな計画では行政は認めてくれません。

これらすべての失敗パターンを回避し、一発で行政に受理される診断書を作るには、数多くの産廃業コンサルティング実績が必須です。失敗して許可を失う前に、一度KICKコンサルティングへご相談ください。

【CTA-3】失敗パターンに当てはまらないか自社チェック

「自社の診断書案が作成できている」という方も、実際の行政審査に通るかどうか、プロの観点からレビューさせていただきます。

診断書のレビュー・改善相談

※既存の診断書がある場合は、その内容をお教えください。

中小企業診断士・MBAが直言する「経理的基礎審査の本質」と許可通過の唯一の条件

中小企業診断士、および経営学修士(MBA)の視点からお伝えしたいのは、次の本質的な気付きです。

「行政の審査官が見ているのは、現在の赤字の額ではなく、経営者の『本気度と実行力』である」

日本の法律(廃棄物処理法)が求めている経理的基礎の本質は、「会社が明日潰れて、ゴミが山積みのまま放置されるリスクがないか」をチェックすることです。ですから、今がどんなに大赤字であっても、中小企業診断士が客観的に見て「この社長が立てたこの計画なら、3年後には確実に黒字化し、5年後には債務超過が消える」と太鼓判を押せる内容であれば、行政は高い確率で許可を下します。

経営診断書とは、単に行政を騙すための書類ではありません。これをキッカケに、本当に自社の無駄なコストを削り、利益の出る強い会社へ生まれ変わるための「社長の決意表明」であり「羅針盤」なのです。だからこそ、経営の実態を無視した適当な書類を作ってはならないのです。

松本昌史(KICKコンサルティング代表、中小企業診断士・MBA)が150社以上の中小企業の経営改善を支援してきた経験から言えば、「絶対に許可が出ない診断書」と「確実に許可が出る診断書」の差は、数字の正確さよりも『経営者の覚悟が紙面から伝わるか』にあるのです。

産業廃棄物業の経営診断書・債務超過対策に関するよくある質問10選

Q1:産業廃棄物処理業の「経営診断書」とは、端的に言えば何ですか

A1:産業廃棄物処理業の経営診断書とは、許可申請者が直近の決算で赤字や債務超過などの財務問題を抱えている場合に、事業の的確性・継続性(経理的基礎)を証明するために行政へ提出する法定の追加書類です。中小企業診断士や公認会計士等の専門家が、企業の過去の財務分析、今後の経営改善計画、および5年間の収支見通しを客観的に評価して作成します。

Q2:債務超過だと絶対に産廃の許可更新はできないのですか

A2:いいえ、絶対にできないわけではありません。債務超過であっても、中小企業診断士による適切な経営診断書を提出し、「今後5年以内に債務超過が解消される見込みがある」「事業継続に支障がないキャッシュフローが確保されている」と行政に認められれば、問題なく許可は更新されます。ただし、診断書を出さない、または計画に合理性がない場合は不許可となります。

Q3:経営診断書は自分で作成(内製化)することは可能ですか

A3:理論上は不可能ではありませんが、実務上は極めて困難であり、おすすめしません。多くの自治体(東京都や神奈川県など)では、公的資格者(中小企業診断士、公認会計士、税理士など)による署名捺印や、客観的な第三者評価としての書面を求めているためです。自社作成の書類では客観性が担保されず、審査落ちのリスクが飛躍的に高まります。

Q4:特定技能や技能実習生の受け入れで必要となる「企業評価書」とはどう違いますか

A4:目的と提出先が異なります。産廃の経営診断書は「都道府県の環境局(産廃課)」に提出し、産廃業の許可維持を目的とします。一方、特定技能などの企業評価書(債務超過の改善見通しに関する評価書面)は「出入国在留管理庁(入管)」や「外国人転籍支援機関」に提出し、外国人を適正な賃金で雇い続けられる財務体力があるかを審査するためのものです。ただし、求められる「財務改善計画の論理構造」はどちらも同じです。

Q5:中小企業診断士に経営診断書の作成を依頼する場合、一般的な費用相場はいくらですか

A5:会社の規模や債務超過の深刻度(処理する勘定科目の多さ)によって異なりますが、一般的な相場は20万円〜50万円程度です。作成期間は、必要な財務資料がすべて揃ってから約2週間〜1ヶ月程度を要します。許可更新の期限(満了日)の直前では対応しきれない場合があるため、遅くとも満了日の2ヶ月前には専門家へ相談を開始する必要があります。

Q6:役員借入金のDES(デット・エクイティ・スワップ)をした場合、税務上の問題は生じますか

A6:DES自体は租税法上認められた手法です。ただし、債務免除益(貸金を免除した場合の利益)が発生することで、会社に課税される場合があります。詳細な税務判断は顧問税理士と事前に相談することをお勧めします。KICKコンサルティングでは、税理士との連携の中で、税負担を最小化しながらDESを進める支援を行っています。

Q7:経営診断書を提出しても行政から補正要求(修正指示)が来た場合、追加費用は発生しますか

A7:KICKコンサルティングの場合、初回の診断書作成費用に「補正対応」は含まれています。行政からの質問や修正依頼に対して、執筆した診断士が直接対応・修正を行いますので、追加費用は原則発生しません。ただし、基本的な方向性を大きく変更するような追加調査や新規資料の作成が必要になった場合は、別途協議させていただきます。

Q8:許可更新の期限が3ヶ月後に迫っています。間に合わせることは可能ですか

A8:3ヶ月あれば、通常は十分に対応可能です。ただし、決算書が完成していない、または財務資料が散逸している場合は、準備に時間を要するため、まずはお急ぎレベルをお聞かせください。KICKコンサルティングでは、緊急案件にも対応する体制を整えています。遅くとも3週間前には第一次相談をいただきたいです。

Q9:複数の産廃処理場を営んでいる場合、経営診断書は処理場ごとに必要ですか

A9:産廃業の許可構造によります。一つの法人で複数の処理場を営んでいる場合、通常は法人単位の財務診断書で足ります。ただし、各処理場が別法人である場合は、法人ごとに経営診断書が必要です。詳細は、各都道府県の産廃課に事前確認することをお勧めします。

Q10:経営診断書が受理されたら、その後はどうなりますか。フォローアップは必要ですか

A10:許可が更新されたら、次は「計画の実行フェーズ」に入ります。KICKコンサルティングでは、診断書に記載した改善計画を実際に実行するために、月次モニタリング、中間レビュー、経営改善コンサルティングなどのフォローアップサービスを提供しています。行政に提出した計画を単なる「紙切れ」にしないために、本当の経営改善を実現させるパートナーとしてサポートいたします。

特定技能・技能実習生の外国人受け入れ申請で必須となる「企業評価書」との違いと併行対応のポイント

産廃業において、近年急速に増加しているのが「外国人特定技能」「外国人技能実習」の受け入れです。これらの申請時にも、債務超過がある場合は「企業評価書(改善見通しに関する評価書面)」の提出が求められるようになっています。

■ 産廃許可の「経営診断書」と特定技能の「企業評価書」の相違点

項目産廃許可の経営診断書特定技能の企業評価書
提出先都道府県環境局(産廃課)出入国在留管理庁(入管)
審査の厳しさ中程度より厳格(国家が外国人労働者の待遇を審査)
求められる改善期間原則5年以内原則3年以内(より厳しい)
焦点業界存続可能性(廃棄物放置防止)外国人労働者の待遇・雇用継続可能性

■ 複数の申請を同時進行する際の留意点

産廃許可更新と特定技能受け入れの両方を予定している場合、次の点に留意してください。

  • スケジュール的余裕を持つ:特定技能の方がより審査期間が長い(4〜8週間)ため、許可更新よりも先に申請を進める必要があります。
  • 企業評価書の基準が厳しい:3年での債務超過解消が求められるため、診断書の数値計画を より現実的に、かつより保守的に立てる必要があります。
  • 外国人労働者の待遇が審査対象になる:「給与が適正に支払われるか」「日本人と同等以上の待遇か」という観点から、人件費計画が厳しく見られます。

産廃許可の維持と債務超過脱却を確実にするためにKICKコンサルティングへ相談すべき理由

産業廃棄物処理業を営む経営者にとって、直近決算の赤字や債務超過は、会社の存続を揺るがす大問題です。行政から課される「経営診断書」の提出要求は、一見すると面倒なハードルに思えますが、見方を変えれば「国のお墨付きをもらって、会社を筋肉質な黒字体質へ生まれ変わらせる最大のチャンス」でもあります。

KICKコンサルティング(銀座本社)には、産廃業界の商流やコスト構造を熟知した中小企業診断士・MBAなどの専門家が多数在籍しています。ただ審査を通すためだけの帳尻合わせの書類ではなく、貴社の未来の利益を生み出し、銀行や行政から「これなら安心だ」と絶賛される経営診断書を作成いたします。

「許可の更新期限が迫っている」「行政から急に書類を出せと言われて困っている」「特定技能の申請が債務超過で止まっている」という経営者様は、手遅れになって営業停止処分を受ける前に、今すぐKICKコンサルティングの無料相談窓口までお問い合わせください。私たちが、御社の頼れるパートナーとして全力でサポートいたします。

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