
建設業の顧問先は、決算では利益が出ているのに、資金繰りはいつも綱渡り。大きな工事を受注するほど、かえって手元資金が細っていく。担当している先生なら、この危うさを肌で感じているはずです。黒字倒産は、建設業でこそ現実の脅威です。
まず申し上げたいのは、建設業の黒字倒産は、業界特有の「立て替え構造」から生まれる、防げるリスクだということです。仕組みが原因なら、仕組みを見える化して手を打てば、防げます。
本当に向き合うべき相手は、建設業の難しさそのものではありません。立て替えが当たり前という業界の慣習、そして資金繰りを先送りにする風土です。この記事では、その脅威から顧問先を守る方法を、先生とKICKコンサルティング株式会社(銀座本社)の連携でお伝えします。
ご相談いただいても、しつこい売り込みや連携の義務は一切ありません。既存の顧問先との関係はそのまま維持され、貴所が顧問先を失う心配もございません。
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タップできる目次
- 1 結論。黒字倒産は「資金の見える化」で防げる
- 2 建設業の黒字倒産を防ぐ4つの対策
- 3 認定支援機関との連携で建設業顧問先を守る
- 4 黒字倒産を防げる事務所の未来と、自所の限界
- 5 よくある質問(Q&A)
- 5.1 連携すると、顧問先を奪われませんか。
- 5.2 事務所側の実務負担は、どの程度ですか。
- 5.3 バリューアップ支援事業と405事業の違いは何ですか。
- 5.4 どのような顧問先が対象になりますか。
- 5.5 連携にかかる費用はどれくらいですか。
- 5.6 顧問先に、どう切り出せばよいですか。
- 5.7 税務は、引き続き当所が担当できますか。
- 5.8 地方の事務所ですが、連携は可能ですか。
- 5.9 顧問先の経営改善は、どれくらいの期間で効果が出ますか。
- 5.10 すでに他の支援機関と付き合いがあっても連携できますか。
- 5.11 まず何から始めればよいですか。
- 5.12 経営改善支援は、事務所の売上にもつながりますか。
- 5.13 建設業の資金繰りは特殊ですが、対応できますか。
- 5.14 顧問先が大きな工事を受注しそうです。今が相談時ですか。
- 5.15 まとめ
結論。黒字倒産は「資金の見える化」で防げる

先に結論を申し上げます。建設業の黒字倒産を防ぐ4つの対策は、認定経営革新等支援機関である弊社と連携し、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)を活用することで、貴所の負担を最小限に抑えたまま実行できます。建設業に強い実務は弊社が主導します。
先生は顧問先との信頼関係を活かして橋渡しをしていただくだけで、大切な建設業の顧問先を、黒字倒産から守れるようになります。まずは、その4つの対策を見ていきましょう。
建設業の黒字倒産を防ぐ4つの対策

建設業の黒字倒産を防ぐ対策は、次の4つです。中学生にも分かるように言えば、「先払いの負担を管理し、先の資金を読み、現場ごとの儲けを見え、銀行と計画を共有する」ことです。
| 対策 | 狙い |
|---|---|
| 立て替え負担の管理 | 着手金・出来高請求で入金を前倒し |
| 資金繰り表で先読み | 資金が細る月を前もって察知 |
| 現場別原価の見える化 | 赤字現場を早期に把握する |
| 金融機関との計画共有 | 必要な運転資金を先手で確保 |
対策1と2 立て替え管理と資金繰り表で「資金の谷」を越える
建設業は、材料費や外注費を先に払い、入金は出来高や完成後になりがちです。着手金・中間金の設定や出来高請求で入金を前倒しし、あわせて資金繰り表で「資金の谷」を先読みします。谷が見えれば、3か月前から資金を手当てでき、黒字倒産は防げます。
対策3 現場別原価の見える化で「赤字現場」を早期に断つ
現場ごとの原価と利益が見えていないと、赤字の現場を一生懸命に回し続けてしまいます。会社を苦しめているのは、赤字の現場ではなく、赤字に気づけない仕組みです。現場別採算の見える化が、資金の流出を止めます。
対策4 金融機関との計画共有で「運転資金」を確保する
大きな工事の受注前に、必要な運転資金を織り込んだ計画を金融機関と共有すれば、資金の谷を融資で越えられます。計画を持って早めに相談する会社ほど、金融機関は前向きに応じます。4つの対策が揃えば、建設業の顧問先は黒字倒産から遠ざかります。
対策を打たないまま放置すると、どうなるか
立て替え構造を放置したまま受注を増やせば、資金繰りはますます綱渡りになり、ある日突然、黒字のまま資金がショートします。下請けへの支払い遅延は信用を失い、優良な工事も受けられなくなります。そして顧問先を失えば、顧問報酬というストック収入も失われます。建設業の資金繰りは、忙しさに紛れて後回しになりがちだからこそ、早い対策が命を分けます。
認定支援機関との連携で建設業顧問先を守る

早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)と連携の流れ
早期経営改善計画策定支援は、本格的な経営難に陥る前の早期段階で、資金繰り計画などを含む経営改善計画を策定する取り組みを、中小企業庁が後押しする公的支援制度です。中学生にも分かるように言えば、「顧問先が元気なうちに、専門家と一緒に会社の健康診断と体質改善を行う」制度です。大きな特長は、専門家に支払う計画策定費用の一部を国が補助すること、そして計画策定後のモニタリング(進捗確認)まで支援対象になることです。この制度は認定経営革新等支援機関の関与が前提であり、KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)がその役割を担います。
連携の流れは明快です。先生が顧問先に弊社をご紹介いただき、計画策定や金融機関対応の実務は弊社が主導し、税務は引き続き先生が担われます。先生の実務負担とマンパワーの消費は最小限で済み、顧問先には経営改善という新たな価値が届きます。制度の詳しい内容は、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページ、および中小企業庁「早期経営改善計画策定支援事業」でご確認ください。なお本制度は「策定支援・伴走支援」であり、書類を丸投げして終わるものではありません。
この制度でよく誤解されるのが「経営が悪化した会社が使うもの」という思い込みです。実際はまったく逆で、本格的な悪化の前、まだ体力があるうちに使うほど効果が大きい制度です。顧問先が早く動くほど、選べる打ち手は多くなります。先生にとっても、顧問先が元気なうちに提案できるため、切り出しやすいという利点があります。これは、顧問先への価値提供と、事務所の差別化を同時に実現する、数少ない機会だと言えます。
もう一つの大きな特長が、計画をつくって終わりではなく、その後の進捗確認まで支援対象になることです。多くの経営改善が失敗するのは、計画を実行し続ける仕組みがないからです。弊社は毎月、顧問先の数字と計画の進み具合を一緒に確認し、ずれたら軌道修正します。この伴走があるからこそ、計画は成果に変わります。先生の顧問先は、一度きりの計画ではなく、続く改善の仕組みを手に入れます。
損益分岐点分析など、管理会計で顧問先の数字を見える化する
弊社の伴走の核心は、単なる書類づくりではありません。損益分岐点分析(いくら売れば赤字にならないかを知る計算)をはじめとする管理会計を用い、「顧問先のどこで利益が出て、どこでお金が消えているか」を徹底的に見える化します。見えれば打ち手が決まり、資金繰りと利益は変わります。たとえば粗利率がわずか1%改善するだけでも、年商5億円の顧問先なら年500万円の利益改善に相当します。この見える化は、先生が顧問先へ高度な提案を行う際の確かな土台となり、面談の中身を「過去の数字の確認」から「未来を語る対話」へと変えていきます。
この見える化のプロセスには、先生の事務所が持つ試算表や決算といった貴重なデータが活きます。顧問先の数字を最もよく知る先生と、それを改善提案に変える弊社。両者が組むことで、顧問先は「税務も経営も、この体制なら安心だ」と感じます。先生の信頼と、弊社の専門性。この二つが揃って初めて、顧問先バリューアップは実現します。どちらが欠けても成り立たない、対等なパートナーシップです。
大切なのは、難しい理論ではなく「顧問先が自分の数字を理解し、行動を変えられる」ことです。弊社は専門用語をかみ砕き、経営者が腹落ちする言葉で伝えます。だからこそ計画は実行され、成果につながります。先生は、その伴走の隣で顧問先の変化を見守るだけで、顧問先からの信頼が一段と深まっていきます。
建設業に強い専門家と組んで、顧問先を守る
建設業の資金繰りは、出来高や工事進行の特性を理解した専門的な支援を必要とします。弊社は建設業の経営改善・資金繰り支援に豊富な実績があり、立て替え管理から現場別採算、金融機関対応まで実務を主導します。先生は税務と橋渡しに集中しながら、建設業の顧問先を黒字倒産から守れます。早期経営改善計画策定支援を活用すれば、顧問先の費用負担も抑えられます。大きな工事の受注前など、タイミングを捉えた相談が、顧問先の未来を大きく左右します。
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黒字倒産を防げる事務所の未来と、自所の限界

黒字倒産を防げると、事務所はこう変わる
建設業の顧問先を黒字倒産から守れると、事務所の景色は変わります。まず目に見える変化として、顧問先の経営者が資金の不安から解放され、先生への信頼が一段と深まります。「この先生は会社を守ってくれる」という関係が生まれます。
次に、通帳と時間の変化です。顧問先が存続し安定することで、顧問報酬が守られ、貴所のストック収入が強固になります。実務は弊社が主導するため、先生の時間の負担は増えません。そして周囲の変化として、建設業に強い事務所という評判が、同業の紹介にもつながります。この確かな信頼を、ぜひ弊社と共に手に入れましょう。
それでも、自所だけで進めるのが難しい理由
建設業特有の資金繰り管理や現場別採算、金融機関対応には、専門的なノウハウと時間が必要です。自所だけで対応するのは簡単ではありません。だからこそ、認定経営革新等支援機関である中小企業診断士と連携する事務所が増えています。先生は税務という強みに集中しながら、顧問先を守れます。
KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)を選ぶ理由
弊社は認定経営革新等支援機関として、これまで150社以上の中小企業の経営改善・資金繰り支援に伴走してまいりました。代表の松本昌史は、MBA(経営管理修士)・中小企業診断士・事業承継士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)に加え、一般社団法人金融検定協会の「中小企業事業再生マネージャー」に認定されています。建設業・製造業・サービス業など幅広い業種の支援実績があり、先生の顧問先の業種に合わせた伴走が可能です。
連携にあたっての費用やプランの詳細は、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページでご確認ください。ご相談いただいても無理な売り込みは一切なく、貴所の顧問先を奪うことは決してありません。税務は先生、経営改善は弊社という役割分担で、顧問先を二人三脚で支えます。弊社はあくまで、先生の伴走者に徹します。
「何から始めればよいか分からない」。その状態でまったく問題ありません。まずは資金繰りに課題を感じる顧問先を一社、頭に思い浮かべていただくところから始まります。あとは弊社が、切り出し方から計画策定、金融機関対応、そして策定後のモニタリングまで、各段階を伴走します。先生の事務所にとって初めての経営改善支援でも、安心してお任せいただけます。
弊社が何よりも大切にしているのは、顧問先と先生への誠実さです。数字を厳しく見つめる一方で、経営者の想いに寄り添い、先生の顔を立てる。この姿勢を貫くからこそ、多くの先生から「安心して顧問先を任せられる」とお声をいただいています。連携は、単なる業務委託ではなく、顧問先の未来を一緒に支える協働です。まずは一度、お気軽にお話をお聞かせください。
よくある質問(Q&A)

連携すると、顧問先を奪われませんか。
ありません。弊社の役割は先生の顧問先の財務改善を伴走支援することです。税務顧問はもちろん先生が継続され、既存の関係はそのまま維持されます。弊社は先生の味方として動くパートナーだとお考えください。
事務所側の実務負担は、どの程度ですか。
計画策定や金融機関対応の実務は弊社が主導します。先生には顧問先のご紹介と税務面の情報連携をお願いする程度で、マンパワーの消費は最小限です。職員の方に新たな専門業務の負担が生じることもほとんどありません。
バリューアップ支援事業と405事業の違いは何ですか。
早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)は、本格的な悪化の前の早期段階で使う比較的シンプルな制度で、金融機関の同意も原則不要です。一方、405事業(経営改善計画策定支援)は、すでに金融支援が必要な段階で、より詳細な計画と金融機関調整を前提とします。本記事の対象はバリューアップ支援事業です。
どのような顧問先が対象になりますか。
資金繰りに不安がある、利益が残らない、経営を数字で見える化したいといった中小企業・小規模事業者が幅広く対象です。深刻になる前の早期段階の顧問先ほど、活用の価値があります。
連携にかかる費用はどれくらいですか。
専門家費用の一部は国の補助の対象となります。具体的な金額や補助の範囲は時期により変わることもあるため、正確性を期して本記事では記載しておりません。詳細はサービスページにてご確認ください。
顧問先に、どう切り出せばよいですか。
「資金繰りを一緒に見てくれる専門家がいる」とご紹介いただくだけで十分です。切り出し方や説明資料も弊社がご用意し、必要に応じて同席してご説明します。先生が言い出しにくい場面もサポートします。
税務は、引き続き当所が担当できますか。
もちろんです。税務は先生の専門領域であり、弊社が立ち入ることはありません。税務と経営改善という役割分担で、顧問先をより手厚く支える体制が整います。
地方の事務所ですが、連携は可能ですか。
可能です。オンラインを活用した連携にも対応しております。所在地にかかわらず、全国の税理士・公認会計士の先生と連携を進めております。まずはお気軽にご相談ください。
顧問先の経営改善は、どれくらいの期間で効果が出ますか。
資金繰り表の整備や回収・支払いの見直しは、着手すれば比較的早く効果が表れます。収益構造の改善は数か月から1年単位で取り組むテーマです。断定的な効果の保証はできませんが、多くの顧問先で改善の手応えが得られています。まずは見える化から着実に進めます。
すでに他の支援機関と付き合いがあっても連携できますか。
可能です。弊社は先生の事務所の体制や既存の関係性を尊重したうえで、顧問先にとって最適なかたちをご提案します。無理に囲い込むことはいたしません。まずは現状をお聞かせいただければ、柔軟に連携のかたちを設計します。
まず何から始めればよいですか。
まずは無料相談で、貴所の状況や顧問先の課題感をお聞かせください。具体的な顧問先が決まっていなくても構いません。連携の進め方から、一緒に整理してまいります。強引な勧誘は一切ございませんので、情報収集のつもりでお気軽にご相談ください。
経営改善支援は、事務所の売上にもつながりますか。
顧問先の利益が改善すれば、高度税務や組織再編、事業承継といった新たな提案の機会が生まれます。また、顧問先の存続は顧問報酬の維持に直結します。無理な値上げに頼らず、提供価値を高めることで、結果として事務所の収益基盤が強くなります。
建設業の資金繰りは特殊ですが、対応できますか。
はい。弊社は建設業の経営改善・資金繰り支援に豊富な実績があります。出来高請求や立て替え構造といった業界特性を踏まえ、実態に合った資金繰り改善を伴走します。安心してご相談ください。
顧問先が大きな工事を受注しそうです。今が相談時ですか。
はい、受注前が最適なタイミングです。大型工事は立て替え負担も大きくなるため、事前に資金繰り計画を立て、必要な運転資金を確保しておくことが黒字倒産を防ぎます。早めのご紹介をおすすめします。
ご相談いただいても、しつこい売り込みや連携の義務は一切ありません。既存の顧問先との関係はそのまま維持され、貴所が顧問先を失う心配もございません。
今月の連携相談枠は限定3事務所です。30秒でお申し込み完了。
まとめ
建設業の黒字倒産は、立て替え構造が生む防げるリスクです。立て替え管理・資金繰り表・現場別原価の見える化・金融機関との計画共有という4つの対策で、顧問先は黒字倒産から遠ざかります。その実務を担うのが、建設業に強い認定支援機関である弊社との連携です。税務は先生、資金繰り改善は弊社という役割分担で、大切な顧問先を守りましょう。資金繰りを先送りにする現状と決別する一歩を、今日、共に踏み出しましょう。







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