
金融機関から経営改善計画書を求められた。あるいは、自社の立て直しのために計画を作りたい。ところが、いざ作ろうとすると「何を、どう書けばいいのか分からない」。そして、なんとか作っても、机の引き出しにしまわれたまま、実行されずに終わってしまう。経営改善計画書をめぐる、よくある光景です。
まずお伝えしたいのは、経営改善計画書は、正しく作れば、資金繰り改善と金融機関対応の両方を支える強力な武器になるということです。逆に、形だけ作っても、それは「絵に描いた餅」で終わります。両者を分けるのは、計画の中身と、実行を支える仕組みです。
本当の敵は、あなたの計画づくりの経験不足ではありません。「計画書は提出用の書類」という思い込み、そして作って満足し実行を先送りにする空気です。この記事では、実行できる経営改善計画書の作り方を、やさしく解説します。
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タップできる目次
- 1 結論。経営改善計画書は「専門家との伴走」で実行できるものになる
- 2 なぜ、自作の計画書は「絵に描いた餅」で終わるのか
- 3 使える計画書へ。早期経営改善計画という選択肢
- 4 計画書が動き出した先の未来と、自社対応の限界
- 5 よくある質問(Q&A)
- 5.1 バリューアップ支援事業と405事業(経営改善計画策定支援)の違いは何ですか。
- 5.2 どのような会社が対象になりますか。
- 5.3 費用はどのくらいかかりますか。
- 5.4 相談したら、契約を迫られませんか。
- 5.5 本業が忙しく、時間が取れません。それでも大丈夫ですか。
- 5.6 顧問税理士がいますが、相談してよいですか。
- 5.7 取引先や顧問を奪われることはありませんか。
- 5.8 この記事の内容は、どこまで信頼できますか。
- 5.9 どのくらいの期間で効果が出ますか。
- 5.10 まず何から始めればよいですか。
- 5.11 相談内容が外部に漏れる心配はありませんか。
- 5.12 計画書の作り方がまったく分かりません。ゼロから相談できますか。
- 5.13 金融機関に提出する計画書も作れますか。
- 5.14 作った計画が実行できるか不安です。サポートはありますか。
- 5.15 まとめ
結論。経営改善計画書は「専門家との伴走」で実行できるものになる

先に結論をお伝えします。実行できる経営改善計画書にする鍵は、現状分析・数値計画・具体的な行動・実行の振り返りまでを、根拠のある数字で組み立て、専門家と一緒に伴走しながら進めることです。作ることがゴールではなく、実行して成果を出すことがゴールです。
そして、この計画づくりから実行までを支える最短ルートが、認定経営革新等支援機関である当社と組み、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)を活用することです。なぜそう言えるのか、この先で見ていきましょう。
なぜ、自作の計画書は「絵に描いた餅」で終わるのか

「良い計画書」には、必要な要素がある
使える経営改善計画書には、共通して備わっている要素があります。中学生にも分かるように言えば、「今どうなっていて、どこを目指し、そのために何をするか」が、数字と行動で具体的に描かれていることです。次の要素が欠けていると、計画は形だけのものになります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 現状分析 | 数字で自社の強み・弱み・課題を把握 |
| 数値計画 | 損益と資金繰りの見通しを数字で示す |
| 行動計画 | 誰が・いつまでに・何をするか |
| 振り返り | 進捗を確認し軌道修正する仕組み |
計画書は「予言」ではなく「実行のための地図」です。
自作の計画が「絵に描いた餅」になる理由
自社だけで作った計画がうまくいかないのは、多くの場合、客観的な現状分析が甘く、数字の根拠が弱く、そして実行を振り返る仕組みがないからです。作ることが目的化してしまい、実行が置き去りになるのです。金融機関も、根拠の薄い計画には信頼を置きません。
計画は「作って終わり」では意味がない
最も多い失敗が、計画を作った時点で満足してしまうことです。計画は、実行し、振り返り、修正し続けて初めて成果を生みます。実行と振り返りの仕組みこそが、計画書の価値を決めるのです。ここを一人で続けるのは、簡単ではありません。
計画書を作らない・形だけ作ると、どうなるか
計画書がないまま経営を続ければ、進むべき方向が定まらず、場当たり的な対応に終始します。金融機関からの信頼も得にくくなります。かといって、形だけの計画を作っても、実行されなければ現状は何も変わりません。問題は、計画がないか、あっても実行されないために、改善の機会を逃し続ける点にあります。だからこそ、実行できる計画を、専門家と作ることが重要です。
使える計画書へ。早期経営改善計画という選択肢

早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の仕組みと流れ
早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)は、本格的な経営難に陥る前の「早期段階」で、資金繰りや収益構造の改善に着手する中小企業を後押しする、中小企業庁の公的支援制度です。大きな特長は、専門家に支払う計画策定費用の一部を国が補助してくれること、そして計画をつくって終わりではなく、その後の進捗確認(モニタリング)まで支援の対象になることです。「専門家に頼みたいが費用が心配」という経営者にとって、まさに最適な入り口になります。
支援の流れは、とてもシンプルです。まず認定経営革新等支援機関(国が認めた経営の専門家)である当社に相談し、次に資金繰り計画などを一緒に策定し、それを金融機関に共有し、策定後は定期的に振り返りながら改善を続けていきます。この制度は認定経営革新等支援機関の関与が前提となっており、当社がその中心的な役割を担います。制度の詳しい内容は、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページ、および中小企業庁「早期経営改善計画策定支援事業」でご確認ください。
ここで多くの経営者が誤解しがちなのが、「これは経営が悪化した会社が使う制度だ」という思い込みです。実際はまったく逆で、本格的な悪化の前、まだ体力があるうちに使うほど効果が大きい制度です。早く動けば動くほど、選べる打ち手は多く、改善もスムーズに進みます。「まだ大丈夫」と思える今こそ、最良のタイミングなのです。なお、当社が大切にしているのは、経営者と一緒に手を動かす「策定支援・伴走支援」です。数字と向き合うプロセスそのものが、会社を強くするからです。
成果を生む、見える化・組み替え・伴走の3ステップ
資金繰りや財務の改善は、気合いや根性では進みません。次の3つのステップを、順番に踏むことが成功のカギです。とくに3つ目の「伴走」は一人では続きません。だれかが毎月一緒に数字を見てくれるからこそ、改善は続き、成果につながります。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1 見える化 | 資金繰り表と管理会計で、お金の流れと利益の出どころを数字にする |
| 2 組み替え | 回収と支払いのタイミング、借入の返済計画、粗利率を見直し、お金が残る形にする |
| 3 伴走 | 計画を金融機関と共有し、毎月の数字を見ながら軌道修正を続ける |
この3ステップを、専門家の伴走で、しかも国の補助を使って費用を抑えながら実行できるのが、この制度の強みです。当社は損益分岐点分析(いくら売れば赤字にならないかを知る計算)などの管理会計を用い、「どこで利益が出て、どこでお金が消えているか」を徹底的に見える化します。
たとえば、粗利率(売上に対するもうけの割合)をわずか1%改善するだけでも、年商5億円の会社なら年500万円の利益改善に相当します。この積み重ねが、手元資金の余裕を生み出します。数字という共通言語で会社を語れるようになること。それが、財務改善のいちばんの土台になります。見えれば打ち手が決まり、打ち手が決まれば会社は変わります。
専門家と、根拠のある実行可能な計画を作る
使える経営改善計画書は、客観的な現状分析から始まります。当社は、損益分岐点分析などの管理会計で自社の実態を数字で見える化し、根拠のある数値計画と、具体的な行動計画に落とし込みます。専門家の視点が入ることで、計画は「提出用の書類」から「実行できる地図」に変わります。早期経営改善計画策定支援なら、この計画づくりを費用を抑えて進められます。制度の詳しい内容は、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページでご確認ください。
作った後の「伴走」で、計画を成果に変える
この制度の大きな価値は、計画を作って終わりではなく、その後のモニタリング(進捗確認)まで支援対象に含まれることです。毎月、計画の進み具合を一緒に確認し、ずれたら修正する。この伴走があるからこそ、計画は絵に描いた餅で終わらず、成果につながります。認定経営革新等支援機関である当社が、実行の伴走者としてそばで支えます。一人では続かないことも、伴走者がいれば続きます。
ご相談いただいても、しつこい売り込みや契約の義務は一切ありません。既存の取引先や顧問税理士との関係もそのまま。まずは自社の現状を整理するだけでも構いません。
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計画書が動き出した先の未来と、自社対応の限界

計画書が動き出すと、経営はこう変わる
実行できる経営改善計画書があると、経営の景色は大きく変わります。まず目に見える変化として、進むべき方向が明確になり、日々の判断に迷わなくなります。金融機関との面談でも、計画を軸に堂々と語れます。
次に、通帳と時間の変化です。計画にもとづいて着実に改善が進み、資金繰りが安定し、行き当たりばったりの対応に追われる時間から解放されます。そして周囲の変化として、計画的な経営姿勢は金融機関からの信頼を高め、社員にも進むべき方向を示せます。この確かな羅針盤を、ぜひ当社と共に手に入れましょう。
それでも、自社だけで進めるのが難しい理由
根拠のある現状分析、実現可能な数値計画、そして実行の振り返りには、専門的な知識と客観的な視点が必要です。本業のかたわらで、これらをやり切るのは簡単ではありません。だからこそ、認定経営革新等支援機関である中小企業診断士と連携し、計画づくりと実行を任せる経営者が増えています。本業に集中しながら、動く計画を手に入れましょう。
KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)にできること
当社は、認定経営革新等支援機関として、これまで150社以上の中小企業の経営改善・資金繰り支援に伴走してきました。代表の松本昌史は、MBA(経営管理修士)・中小企業診断士・事業承継士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)に加え、一般社団法人金融検定協会の「中小企業事業再生マネージャー」に認定されています。数字に強い経営の専門家が、あなたの会社の伴走者になります。
計画策定から金融機関対応まで、実務の中心を当社が担うため、あなたの手間は最小限で済みます。本業に集中しながら、財務を立て直せます。費用や具体的なプランの詳細は、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページでご確認ください。なお、ご相談いただいても、無理な売り込みや契約の強要は一切なく、既存の取引先や顧問税理士との関係もそのまま維持されます。まずは話を聞いてみるだけでも大丈夫です。
「何から手をつければいいか分からない」。その状態こそ、専門家に相談すべきサインです。当社は、建設業・製造業・サービス業をはじめ、幅広い業種の中小企業を支援してきました。あなたの会社の状況に合わせて、無理のない改善の道筋を一緒に描きます。ひとりで抱え込まず、まずは現状をお話しください。最初の一歩を、専門家が全力でお手伝いします。
よくある質問(Q&A)

バリューアップ支援事業と405事業(経営改善計画策定支援)の違いは何ですか。
早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)は、本格的な悪化の前の「早期段階」で使う、比較的シンプルな制度です。金融機関の同意も原則不要で、気軽に着手できます。一方、405事業(経営改善計画策定支援)は、すでに金融支援が必要な段階で、より詳細な計画と金融機関との調整を前提とします。本記事の対象は、早期段階で使えるバリューアップ支援事業です。
どのような会社が対象になりますか。
資金繰りに不安がある、利益が残らない、経営を数字で見える化したいと考える中小企業・小規模事業者が幅広く対象です。深刻になる前の元気なうちに使うほど、選べる打ち手は多くなります。
費用はどのくらいかかりますか。
専門家費用の一部は国の補助の対象となります。具体的な金額や補助の範囲は時期により変わることもあるため、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)の詳細のページでご確認ください。この記事では正確性を期すため、具体的な金額の記載は控えています。
相談したら、契約を迫られませんか。
いいえ。まずは現状をお聞きし、最適な進め方をご提案するところから始めます。無理な勧誘や契約の強要は一切ありません。状況を整理するだけでも、次の一手が見えてきます。
本業が忙しく、時間が取れません。それでも大丈夫ですか。
ご安心ください。計画策定や金融機関対応の実務は、認定経営革新等支援機関である当社が主導します。あなたの負担は最小限に抑えられるため、本業に集中しながら改善を進められます。
顧問税理士がいますが、相談してよいですか。
もちろんです。税務と、資金繰り・経営改善の伴走支援は役割が異なります。顧問税理士と連携しながら進めるケースも多く、むしろスムーズに進みます。既存の関係を奪うことはありません。
取引先や顧問を奪われることはありませんか。
ありません。当社の役割は、あなたの会社の財務と経営を良くする伴走支援です。既存の取引関係はそのまま維持されます。あなたの会社の味方として動くパートナーだとお考えください。
この記事の内容は、どこまで信頼できますか。
本記事は、認定経営革新等支援機関であるKICKコンサルティング株式会社(銀座本社)の代表で、中小企業診断士・MBAの松本昌史が、150社以上の支援経験と、中小企業庁「早期経営改善計画策定支援事業」の公的情報にもとづいて執筆しています。確証のない数値は記載せず、正確性を最優先しています。
どのくらいの期間で効果が出ますか。
資金繰り表の整備や回収・支払いの見直しは、着手すれば比較的早く効果が表れます。粗利や収益構造の改善は数か月から1年単位で取り組むテーマです。まずは見える化から始め、効果の出やすいものから着実に進めます。断定的な効果の保証はできませんが、多くの会社で改善の手応えが得られています。
まず何から始めればよいですか。
まずは無料相談で、自社の現状をお話しください。手元に試算表や決算書があればスムーズですが、なくても構いません。そこから、あなたの会社に合った改善の道筋を一緒に描いていきます。難しい準備は要りません。必要なのは、「相談してみよう」という小さな決断だけです。
相談内容が外部に漏れる心配はありませんか。
ありません。ご相談の内容は厳重に管理し、外部に漏れることはありません。安心して、現状の悩みや不安をそのままお話しください。正直にお話しいただくほど、的確なご提案ができます。
計画書の作り方がまったく分かりません。ゼロから相談できますか。
もちろんです。多くの経営者がゼロからのスタートです。当社が現状分析から数値計画、行動計画まで、一つずつ伴走して作り上げます。専門知識は必要ありません。まずは今の状況をお話しください。
金融機関に提出する計画書も作れますか。
はい。金融機関に響く計画書の作成は、当社の得意とするところです。金融機関の目線を踏まえ、根拠のある数字で信頼される計画を作り、対話まで伴走します。融資やリスケの場面でも力になります。
作った計画が実行できるか不安です。サポートはありますか。
ご安心ください。早期経営改善計画策定支援は、計画策定後のモニタリングまで支援の対象です。毎月一緒に進捗を確認し、軌道修正しながら伴走します。作って終わりにしないのが、当社の支援です。
ご相談いただいても、しつこい売り込みや契約の義務は一切ありません。既存の取引先や顧問税理士との関係もそのまま。まずは自社の現状を整理するだけでも構いません。
今月の無料相談枠は限定3社です。お早めにご相談ください。
まとめ
経営改善計画書は、形だけ作れば絵に描いた餅ですが、正しく作れば資金繰りと金融機関対応を支える強力な武器になります。現状分析・数値計画・行動計画・振り返りを、専門家と一緒に組み立て、実行まで伴走することが成果への道です。その最短ルートが、認定経営革新等支援機関である当社と組み、早期経営改善計画策定支援(バリューアップ支援事業)を活用することです。作って満足で終わる現状と決別する一歩を、今日から共に踏み出しましょう。
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