【販路開拓(集客力アップ)】Google広告で売上1.5倍!(埼玉県)|シリーズO社編

  • 企業贈答向けデザイン鋳物の製造・販売@埼玉県
売上アップ

 

株式会社O様(埼玉県、製造業)は、大手ECモールで売上を確保してきました。しかし、大手ECモールの「高い手数料」から利益率が圧迫される状態に。。。
「自社で販路を築き、売上・利益率を高めたい」という強い想いから、Google広告運用の相談に至りました。

コンサルティングを通じて「知れて非常に良かった!試したら売上が上がったよ」というお客さまの声が多かったため、≪シリーズ化≫をして記事に記していきます。この記事を通じて「本当に成果が出るGoogle広告の仕組み」を理解し、顧客獲得や売上アップに繋がることを願っています。

 

コンサルタント

松本昌史のプロフィール画像

中小企業診断士
松本 昌史

Google広告運用3年・広告運用額1,500万円超!公的機関セミナー登壇実績あり。≪製造業・建設業の中小企業に特化した集客支援で売上アップを実現!

『あなたに出会えて良かった』と言われるために、経営者と伴走しながら「挑戦し続ける企業」を創っています!
– KICKoff your innovation –

 

 

顧客概要

自社ECサイトの立ち上げ後、Google広告の運用に悩まれていました。専門的な広告分析の知識がなく、うまくいっているのか良く分からない
そんな課題をお持ちで、弊社にご相談いただきました。

 

企業名  : 株式会社O
代表者  : O様(50代・男性)
エリア  : 埼玉県
売上高  : 約5億円
業 種  : 製造業
事業内容 : 企業贈答向けデザイン鋳物の製造・販売

ご依頼のキッカケ

 

“下請け体質からの脱却”を目指し、自社ブランドをECで育てたい

 

東京都内で企業贈答向けデザイン鋳物の製造・販売を行う「株式会社O様」。これまで長年、他社ブランドのOEM製造や下請け販売が中心でした。しかし、価格競争の激化や原材料費の高騰により、自社ブランド製品を市場に直接届ける必要性を強く感じられていました。

そこで新たに立ち上げたのが、自社オリジナル製品を扱うECサイトです。大手ECモールにも出店し、初期段階から一定の売上が立ち上がりましたが、手数料率の高さが利益を圧迫。
「これなら自社サイトで販売し、利益率を上げたい」と考え、Google広告を活用したデジタルマーケティングの集客に挑戦されました。

しかし、実際に広告を出稿してみると、クリック数や費用は見えるものの、売上への効果が分からないという課題に直面します。社内には広告運用の経験者がおらず、数値分析や改善の進め方も不明確でした。

「広告の費用対効果をどう見ればよいのか」「この設定で正しいのか」そんな疑問を抱え、経営者自ら情報を収集する中で、デジタル広告の専門支援に強みを持つ≪KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)≫にご相談をいただきました。

ここから、株式会社O様の“売上があがる、売れる”プロジェクトが動き始めます。

KICKコンサルの実績

01 Google広告運用歴3年以上(製造業・建設業向け)
02 広告費総額:1,500万円超(累計運用実績)
03 導入効果:前年対比151%増(新規顧客)

\お問い合わせはこちら/
人手がかからない集客の仕組みを作る!

 

 

弊社の取り組み

KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)は、製造業・建設業を中心に、デジタル集客支援と収益改善を専門とする経営コンサルティング会社です。担当コンサルタントは、中小企業診断士・MBAを取得し、経済産業省認定の認定経営革新等支援機関として活動しています。

また、東京商工会議所や中小企業相談センターといった公的機関との連携により、これまで多くの中小企業の成長を支援してきました。各事業者のステージに合わせた「販路開拓×経営改善」支援を得意とし、製造業や工芸系企業のデジタル転換、特にGoogle広告やSEO(検索上位表示対策)を活用した集客強化に多くの成功事例があります。

弊社の支援方針は、単なる広告運用ではなく、「広告=経営投資」としてとらえること。数字の裏にあるお客様の動きを見極め、結果を次の打ち手に活かす“経営型マーケティング”を実践しています。その際には、SWOT分析やKPI設計といった経営フレームを活用し、企業ごとに最適な集客計画を策定します。

株式会社O様への支援においても、「経営の数字」と「Web上の動き」を結びつけ、社内に知見がなくても回せる人手がかからない集客の仕組みづくりを共に構築しました。

 

KICK式デジタル集客支援3選

“広告を出す前に整える”が成果を左右する、KICK式デジタル集客支援

弊社では、単に広告を出稿するのではなく、「広告を出す前に整える仕組み」づくりを重視しています。特に製造業や建設業のように、これまで営業や紹介で成り立ってきた企業にとって、デジタル集客は未知の領域です。そのため弊社では、経営の実態を丁寧に把握し、「誰に・どんな言葉で・どんな方法で伝えるか」を整理することからスタートします。

株式会社O様のケースでも、まず現状を分析した結果、「広告文やキーワードの設計が、顧客の検索行動と一致していない」ことが分かりました。多くの企業が陥りがちなのは、“自分たちの伝えたい言葉”で広告を作ってしまうことです。これでは、どれだけ良い製品でもお客様に届きません。

弊社のデジタル集客支援では、Google広告や自社ECサイトを組み合わせ、人手がかからない集客の仕組み化を目指します。
特に以下の3点が、成果を大きく変える要でした。

今回の取組み3選

01「顧客が検索する言葉」を起点にしたキーワード設計
02「法人需要」「開店祝い」など用途別訴求によるターゲット明確化
03「数字の裏にある検索意図」を読み解く力の育成

これら3つの視点から、株式会社O様の広告改善を実施しました。次章では、実際のプロセスと成果を、現場の声を交えながらご紹介します。

01「顧客が検索する言葉」を起点にしたキーワード設計

「いい製品をつくっているのに、ネットでは見つけてもらえない」
これは多くの製造業経営者が抱える共通の悩みです。株式会社O様も例外ではありませんでした。

自社製のデザイン鋳物は品質・デザインともに高く、企業贈答や周年記念、展示用オブジェなど多用途に対応できます。にもかかわらず、Google検索での露出は低く、広告を出してもクリック単価だけが膨らんでしまう状況でした。

原因を分析すると、「広告に使っている言葉」が“事業者の言葉”になっていたのです。たとえば、広告文には「伝統技法の継承」「匠の技による鋳造美」など職人としての誇りを表す言葉が並んでいました。確かに企業のブランドを語るうえでは魅力的ですが、検索ユーザーが実際に入力する言葉とは大きく違います。

私たちはまず、Googleの検索データと過去の広告履歴を分析しました。その結果、「企業贈答 鋳物」「周年記念 トロフィー」「オリジナル 記念品」「ノベルティ 金属製」など、顧客が“探している言葉”が明確に見えてきました。

そこで弊社は、「顧客が検索する言葉」を軸にしたキーワード設計へ全面的に切り替えました。
職人のこだわりを前面に出すのではなく、利用シーンや検索意図に合わせた文言へ。たとえば、

  • 「開業記念に喜ばれるデザイン鋳物ギフト」

  • 「法人贈答に選ばれる高級オブジェ」

  • 「周年記念や表彰に適したオリジナル鋳物トロフィー」

このように“顧客が求める瞬間”の言葉に合わせるだけで、クリック率が向上し、少ない費用で多くのアクセスが得られました。

さらに、広告に使うキーワードをGoogle検索の「サジェスト機能(入力補助)」からも抽出。実際の検索ユーザーが使う言葉を反映することで、より自然に顧客の目に触れるようになりました。

結果として、広告費を大きく増やさなくても、自社サイト経由での新規問い合わせが増加。しかも「“鋳物”という言葉に初めて関心を持った」という新しい層の顧客を獲得することができました。

KICKコンサルティングでは、この手法を「検索意図起点マーケティング」と呼びます。
企業の「伝えたいこと」を押し出すのではなく、「お客様が求めている言葉」を軸に広告を設計することで、Web上の見え方が大きく変わります。

経営者の多くは「うちは職人だから宣伝は苦手」とおっしゃいます。
しかし実際には、“言葉を変えるだけで売上が変わる”のです。
株式会社O様の取り組みはまさにその成功例であり、広告設定の見直しからわずか2か月で、検索経由の訪問数は約1.8倍に伸びました。

Google広告の本質は、企業の思いをお客様の言葉で翻訳すること。
その第一歩が、「顧客が検索する言葉」を見極めることなのです。

01「事業者の伝えたい言葉」ではなく「顧客が検索する言葉」を起点にする。

 

02 用途別訴求によるターゲット明確化

株式会社O様の課題は、「誰に」「どんな場面で」自社製品が選ばれているのかが明確でなかったことでした。デザイン鋳物という製品は用途が幅広く、贈答品にも記念品にもインテリアにもなります。しかし、広告や商品ページでその「使われ方」が整理されていなかったため、検索ユーザーにとっての“自分ごと”として届きにくかったのです。

そこで弊社は、Google広告の構成を「製品カテゴリー」ではなく「用途カテゴリー」で再設計しました。つまり、「法人需要向け」「開店祝い向け」「周年記念向け」「オフィス装飾向け」といった、使われるシーンごとに広告を分けたのです。

この設計変更により、広告文の書き方も大きく変わりました。
たとえば従来のコピーが「伝統技法による高品質な鋳物」だったのに対し、
新しい広告文では次のように具体化しました。

  • 「取引先への贈答に最適。上質なデザイン鋳物ギフト」

  • 「開店祝いに人気。空間を彩るオリジナル金属オブジェ」

  • 「周年記念・社内表彰に。感謝を形にする特注トロフィー」

このように用途を明確にすることで、検索ユーザーが“自分の目的に合う商品”だと判断しやすくなり、クリック率・問い合わせ率ともに向上しました。

また、広告文だけでなく、リンク先のランディングページ(LP)も用途別に最適化。法人向けのページでは「企業の贈答実績」や「納品までの流れ」を具体的に記載し、開店祝い向けのページでは「店舗デザインと調和するインテリア例」を掲載しました。こうした細やかな設計が、「見た瞬間に選ばれる広告」へとつながったのです。

結果として、「法人需要」関連の広告では問い合わせ件数が約2.2倍に増加
さらに「開店祝い」カテゴリーでは、これまで接点のなかった店舗オーナー層からの新規受注が発生しました。

多くの中小企業では、「製品名」で検索されることを前提に広告を出してしまいがちです。
しかし実際に検索されているのは、「何のために使うのか」という“用途の言葉”なのです。
たとえば「記念品 鋳物」よりも「周年記念 トロフィー」「オフィス インテリア 鋳物」など、具体的な目的語を含むキーワードのほうが、購入意欲の高い見込み客を集められます。

KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)では、こうした用途別の広告設計を通じて、
「顧客の目的」と「製品の魅力」を一致させることを重視しています。

株式会社O様の事例は、その好例です。職人の技をどんなに磨いても、“誰に・どんな時に必要とされるか”が伝わらなければ、選ばれません。
用途を切り口に訴求軸を整理することで、広告の無駄が減り、限られた予算でも高精度な集客が実現できるのです。

そして今、同社の広告には明確なターゲット像があります。
「法人ギフトで悩む総務担当者」「開店祝いを探す店舗オーナー」「周年記念を企画する経営者


誰のための広告なのかが明確になることで、製品の価値が“お客様自身の言葉”として届くようになりました。

02「法人需要」や「開店祝い」など、用途別訴求でターゲット精度を上げられる。

 

 

 

03 「数字の裏にある検索意図」を読み解く力の育成

株式会社O様のデジタル集客を支援する中で、最も大きな転換点となったのが、「数字ではなく、顧客の意図を見る」という考え方でした。

広告を始めた当初、経営者の関心は「クリック数」「費用」「アクセス数」などの数字ばかりに向いていました。もちろんそれらの数値は重要ですが、実際の成果は「どんなお客様が、どんな気持ちで検索し、どんな言葉に反応しているか」を読み取れなければ見えてきません。

たとえば、同じ「鋳物 ギフト」という検索でも、検索した人の意図はさまざまです。

  • 「開店祝いに贈れるものを探している」

  • 「取引先への贈答を探している」

  • 「自社の周年記念で社員に配る記念品を探している」

この“検索意図”を見極めずに広告を出すと、反応率が低下し、費用だけが増えるという結果になります。

そこで弊社では、Google広告の検索クエリ(実際にユーザーが入力した言葉)を分析し、数字の裏側にある顧客の目的を抽出しました。
さらに、AIツール(ChatGPTなど)を活用し、「どんな言葉に共感を示し、どんな表現が購買行動を促すか」をシミュレーション。これにより、広告文の中の一言一句が“顧客の気持ちに寄り添う言葉”へと変化していきました。

たとえば、以前は「高品質な鋳物ギフトを製造」としていた文言を、
「心に残る贈り物をお探しの法人様へ」に変えるだけで、クリック率が1.5倍に上がりました。
このわずかな言葉の違いが、顧客の“検索意図”と一致した瞬間だったのです。

また、広告結果のデータをもとに、お客様がどんな時間帯・地域・デバイスで検索しているかも可視化。これにより、「夜間にスマホで検索する経営者層」「昼休みに調べる総務担当者」といった行動パターンが見えてきました。単なる数字の羅列が、“人の行動”として立体的に理解できるようになったのです。

このアプローチにより、株式会社O様は広告運用を「数字の管理」から「顧客理解の実践」へと転換。結果として、広告の費用対効果は改善し、問い合わせの質も向上しました。特に法人向けでは、具体的な案件につながる商談が増加し、「広告が営業を支える仕組み」へと進化しました。

KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)では、こうした支援を通じて、単なる広告運用ではなく、経営者自らが「お客様の気持ちを読み取る力」を持つことを目指しています。数字はあくまで“結果のサイン”に過ぎません。その裏側にある“顧客の物語”を読み解けるかどうかが、デジタル集客の成功を分ける最大のポイントです。

株式会社O様の事例は、その象徴的な成功例でした。
経営者自身が検索データを読みながら、「今、何を求められているのか」を理解するようになった結果、広告を単なる宣伝ではなく、「顧客と対話するツール」として使いこなせるようになったのです。

03デジタル広告の本質は“顧客理解”にあり、数字の裏にある「検索意図」を読む力が重要

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弊社のGoogle広告運用サービスに関する内容はこちらもご確認ください。

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お客さまの声

株式会社O様(埼玉県/製造業/年商5億円)
代表取締役 O様より

「正直、Google広告はもっと難しいものだと思っていました。」
初めて自社で広告を出したときは、設定も分析も手探りで、効果が出ているのかどうかも分からず不安ばかりでした。

そんな時に出会ったのが、KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)さんでした。
ヒアリングから分析、広告文の改善、キーワードの選定まで一貫してサポートしていただき、社内に詳しい人がいなくても安心して進めることができました。

特に印象的だったのは、「お客様がどんな言葉で検索しているか」を丁寧に教えてもらえたことです。
自分たちの“伝えたい言葉”ではなく、“探してもらえる言葉”に変えた途端、問い合わせが増え、売上にもつながりました。

「広告は数字ではなく、お客様の気持ちを映す鏡だ」という言葉が忘れられません。
職人としての想いを“お客様の言葉”で伝える方法を学べたことで、今では広告運用が楽しく感じられるようになりました。

KICKコンサルティングさんの支援は、単なる広告の改善ではなく、
“お客様の理解を深める経営の学び”そのものでした。

 

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